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【年金知識】自分の年金額を計算してみる!

 みなさんが年金に関して関心を持つのは、その制度の内容ではなく、「いったい自分はいくらもらえるのだろうか」ということではないでしょうか。そこで今回は、自分がもらえるであろう年金額を実際に計算してみることにします。

更新日:2012年04月24日

 前回までにお話したように、年金は、国民全員が加入する国民年金(基礎年金)と、サラリーマンや公務員は、それに上乗せされた厚生年金や共済年金をもらう仕組みになっています。国民が等しく受け取る基礎年金の額は、20歳から60歳まで40年間保険料を支払うと、満額の788,900円になります。この金額は物価により変動します。保険料の払い込み期間が40年に満たない場合は期間に応じて減額されます。

 

 ただし、保険料の払い込み期間が25年以上ないと年金は一円ももらえません。厚生年金に加入している人は、同時に国民年金にも加入し保険料を支払っていますから、厚生年金の加入期間が25年以上あれば、国民年金も厚生年金もどちらももらえることになります。

 

この国民年金は、満額もらえるとして月に約6.6万円です。国民年金だけですと、満額でも「ロクロク」もらえない金額です。

 

 一方、厚生年金は、自分がもらっている給与の額によって保険料が決まり、支払ってきた保険料の額と期間によって年金額も変わります。つまり、給与の額の多い人ほどもらえる年金額も多くなるということです。

 

一般的な給与所得者で、22歳から60歳まで働いて、65歳から受け取る年金額は、大まかに言って月810万円ほどです。国民年金を満額もらえるとして、月に1517万円になります。

 

厚生年金は、国民年金の受給資格を満たしていれば、支払った保険期間に応じて年金がもらえます。つまり、結婚する前に5年間会社勤めをしていた主婦などは、年をとってからもらえる老齢年金は、国民年金+厚生年金となるということです。

 

 自分がもらえる年金の具体的な額は、日本年金機構が新しく始めた「ねんきんネット」のサービスを利用すると、簡単に計算することができます。以下のサイトに概要と登録方法が示されていますので、興味がある方は是非利用してみてください。

 

http://www.nenkin.go.jp/n/www/index.html

 

 年金は三本柱というお話をしましたが、年をとってからもらえる老齢年金以外に、障害年金と遺族年金については少し制度が異なり、障害状態になったとき、もしくは死亡したときに、それまでの保険料支払い期間に拘わらず、保険料をしっかり払っていれば、基礎年金は満額(788,900円+α)が支給されますし、障害厚生年金、遺族厚生年金に関しては、保険料の払い込み期間が25年未満でも、25年間支払ったとして年金額が計算されますので、若い人の場合もそれ相応の金額となります。

 

 

藤井 泰輔(フジイ タイスケ)

藤井 泰輔
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所属会社 株式会社ファイナンシャルアソシエイツ
資格 CFP、DCプランナー、宅地建物取引主任者
経歴 一橋大学商学部卒業後、三井物産、生命保険会社勤務を経て、2000年に総合保険代理店ファイナンシャルアソシエイツ設立。より多くの人に保険の実態を知ってもらい、保険を有効に活用していただくために執筆活動にも力を入れています。著書:「経営・相続対策用生命保険の具体的な活用策と知識」(日本法令)、「あなたの生命保険払いすぎ」(かんき出版)、「安心セカンドライフのためのマネープラン」(日本評論社)、その他寄稿:日経新聞、朝日新聞、日経BP、ファイナンシャルアドバイザーなど。
趣味 スポーツ観戦
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